ビッグ・ビート(Big Beat)は、音楽のジャンルの一種で、テクノの細分類の一つである。バンドサウンド重視の音作り・サンプリングによるループを多用したブレイクビーツが特徴である。
1980年代、日本ではTM NETWORK、海外ではU2を筆頭に「シンセサイザー主体ではあるが、テクノポップとは異なる音楽」が一般で普及し始める。
1990年代中盤に、イギリスの音楽雑誌がケミカル・ブラザーズの作る、テクノとロックを融合したような音楽を、この言葉で評したのがビッグ・ビートというジャンルが出来たきっかけであるとされる(ケミカル・ブラザーズの曲については、デジタルロック、デジロックなどとも表現されていた)。ケミカル・ブラザーズによって誕生したビッグ・ビートであるが、そのジャンルを定義したと言われるのがファットボーイ・スリムとして知られるノーマン・クックである。ほかに主要なアーティストはプロディジーなどが挙げられる。
ビッグ・ビートは1990年代後半に流行し、多くのアーティストが作品をリリースした
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