ネオクラシカルメタルはヘヴィメタルのジャンルの一つ。通称ネオクラ。
1983年にスティーラーを経てアルカトラスに加入した当時19歳のギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンによってこのジャンルは開拓された。その音楽性はクラシック音楽的なコード進行を用い、そこにギターやキーボードで速弾きなどの高度な技術を数多く導入するものであり、すでにリッチー・ブラックモアやウリ・ジョン・ロートが模索していた方向性を、より徹底的に追求したものであると言える。
ハーモニックマイナースケールやディミニッシュコードを多用したり、バッハやモーツァルト、ヴィヴァルディなどのフレーズを直接導入したりすることもあり、他にも中世を彷彿とさせる衣装を着るなどファッション的見地からの特徴も見られる。
イングヴェイ自身はバッハの他、パガニーニのヴァイオリンの作品に大きな影響を受けたと語っている
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