グラム・メタルは、ヘヴィ・メタルのサブジャンル。1970年代末に生まれ、1980年代に世界的に人気を博した。外見に大きく起因する音楽ジャンルである。
髪はロング・ヘアをスプレーで膨らませ(そのため別名ヘア・メタルとも呼ばれる)、濃い化粧を施し、けばけばしい衣装とアクセサリーを身につけた。その出で立ちはグラム・ロックと比較され、レザーや鋲をまとったクラシック・メタルと並ぶ、ヘヴィ・メタルの大きな特徴となった。その分かりやすい特徴のため、ブーム終焉後もヘヴィ・メタルの外見的イメージに大きな影響を与えている。
音楽性はAC/DCやキッスのようなシンプルなリフを基本に、ヘヴィ・メタルのリズムをアップデートしたものが多く、歌詞は愛を始めとしてセックス、ドラッグ、アルコールが多かった。
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