蜉蝣(かげろう)は、日本のヴィジュアル系ロックバンド。所属事務所はフリーウィル、所属レーベルはLizard。
1999年10月、都内で結成。2007年1月、Zepp Tokyoでのワンマンライブを以て解散。インディーズバンドであるがその認知度は高く、2005年にはシングル「腐った海で溺れかけている僕を救ってくれた君」が、オリコンメジャーチャートで21位を獲得した。
メンバー全員が作曲しており、アルバムなどでは割合よく各メンバーの曲が収録されていた。音楽性はハードロックを基調とした重い曲から、アコースティック調のバラードまで幅広い。作詞はほぼ大佑が行っているが、本人曰く「恋愛を基調とした」バラードや後ろ向きな気持ちを歌ったものから、エロスやエログロをテーマとしたものまでこれもまた幅広く手掛ける。
バンド名のテーマは「儚さ」。これはボーカルの大佑が抱える心臓疾患からきている。
主なローディとして、元baroque、現kannivalismの圭、SCREWの鋲、ギルガメッシュの愁がいる。
2006年、アルバム「黒旗」のリリース以降バンド活動をどうするかを話し合った際、「蜉蝣としての活動が完全に煮詰まった」と判断したメンバー全員の意見により、翌年1月を以て解散となった。
解散後もメンバーの仲が途切れたわけではなく、大佑は「タイミングが合えば蜉蝣の復活もあり得る」と語っていた。しかし2010年7月15日、大佑が急逝したことで再結成は叶わぬこととなった。
出身地 日本
ジャンル J-POP ロック ヴィジュアル系
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